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第6回ALIS定例会&WS

2013.04.06
こんにちは野沢です
3/23(土)に筑波大学東京キャンパスにおいて、第6回ALIS定例会&WSを開催いたしました。
当日は8名程度の参加者で、参加者同士が近い距離で開催することができました。


【タイムテーブル】
14:00 開会、挨拶(
14:10~15:00 ライトニングトーク+質疑

・床井満里菜(筑波大学)
Lifoツアーwith ALIS MULUの報告 地域情報と繋がる図書館システム
・榎本翔(筑波大学 知識情報・図書館学類)
アメリカの図書館に行った!


15:00~15:30 休憩、会場移動、準備
15:30~18:00 ワークショップ:「文化複合施設としての図書館~図書館のこれから~」
18:30~ 懇親会


当日のtwitterでの様子は以下のtogetterにまとめてあります。
http://togetter.com/li/477372

ワークショップは、「文化複合施設としての図書館について考える」ということで、2つの班に別れて議論を行いました。以下に、その記録を掲載します。頂いた記録をそのまま載せていますので、書式等違っていますがご了承ください。


◯テーマとする図書館:米沢市新文化複合施設
テーマの説明:この文化複合施設は現在建設予定の段階であり、当初の予定よりコストの超過が予想され、地元住民からの建設反対を受けている。今回の話し合いでは住民が納得するような文化複合施設とはどのようなものか、を考えた。

<現状と考えられること>
・米沢市は人口約9万人、うち約3万人が利用証を発行し、市立図書館を利用している。
・今現在は、駐車場不足などの問題があり、新文化複合施設が建設されれば学校や博物館、大型駐車場が近くにあり、立地的条件が向上する。
・米沢市は少子高齢化が進んでいる。
・市民に向けたアンケートからの図書館の状況に対しての問題意識はそれほど高くはないようだった。市民が考える図書館の必要性が低いと考えられる。
・市制に対する説明責任をもっとしっかり持つべきではないか。
・生涯学習の「実践の場」の不足。

<文化複合施設としてのあるべき姿>
・図書館だけではカバーできない部分をカバーするような施設間の連携。
 文化施設は図書館、公民館、文書館、美術館、などあるが、きちんと連携ができるような組み合わせを考えるべきである。利用者の行動を考えることで「複合ありき」の建設から市民の求める姿の実現につながるのではないか。

<現実にするための手段>
・行政は市民の理解を得て、図書館のニーズを集める
 まず、市民の図書館への関心が低いことにはどうしようもない。学校で図書館についての授業を行ったり、図書館からの広報物で認知度を上げるなど、図書館への理解を促す活動を行い、市民の図書館への関心を高めたところで市民に対してのニーズを集める。
・生涯学習の学びのスペースを作る
 少子高齢化が進んでいるいま、お年寄りを中心とした、生涯学習の実践の場作りが必要とされている。図書館ではその生涯学習のための資料を提供することが可能である。しかし、例えばものづくりをする場、人が集まって作業するような場の提供ができるスペースも生涯学習の実践には必要なのではないか。
・どんな施設と複合すべきなのか、図書館と複合して建設するメリット
 単に文化施設が隣接しているのではなく、互いとの連携がある、「共存」を考える必要がある。図書館と市民ギャラリーならば、どのような連携がとれるのか、もし他の施設ならどのような連携サービスが提供できるのか、また、市民が求めるのはどのようなサービスなのかを考える必要がある。例えば、図書情報館として地域の情報や情報リテラシの教育をしたり、情報端末を自由に使えるような場としての使い方もあるのではないだろうか。

<まとめ>
市民の税金を使うことで建設できる施設であるならば、市民のニーズに合うもの、一部の満足に終わらない施設になるべきである。しっかり市民の意見を聞き入れること、市民の求める形を理解した上で文化複合施設としてどのような連携をして市民を巻き込んでいけるかを考えるべきである。


◯テーマとする図書館:武蔵野プレイス
メンバーがそれぞれ見学してきた・話を聞いたことがあり、興味の持ちやすさや図書館に関する情報量の多さから選択。見に行ける距離にあるため、ワークショップ終了後のフィードバックが可能。

<ワークショップの流れ>
文化複合施設としての図書館と武蔵野プレイス
・まずテーマである「文化複合施設」とは?
・複合施設として運営される図書館をいくつか挙げる
・それらと比較して、武蔵野プレイスにはどのような特徴があるかを考えていった
・武蔵野プレイスの大きな特徴は、施設同士が自然につながっていること。一般的な複合施設では、施設同士が同じ建物内にありながら、ゾーンとしても組織としても別々の施設として運営されている
・武蔵野プレイスでは、施設間のアクセスがとてもよい。施設同士が壁などで大きく区切られているようなことがなく、本のすぐ横にカフェや児童コーナーがある、というように建物内を歩いているうちに自然にいくつもの施設を利用することにつながる。場所だけでなく、中身も複合している
・武蔵野プレイスは運営もひとつの組織が行なっているため、施設間の連携が取りやすいという利点がある
・同じ建物に施設がそれぞれあるだけでは、ひとつの施設を来館目的にしている利用者には他の施設に足を運んでもらえず、複合施設の利点を生かし切れない可能性がある。その点、武蔵野プレイスではあるひとつの施設を利用しに来た、という利用者に関しても複数の施設を利用してもらうことができる。武蔵野プレイスの運営体制は複合施設としてのよさを活かすことができていると考えられる
・武蔵野プレイスは文化複合施設であり、さらに滞在型の施設である。いわば公共のテーマパークではないか

<武蔵野プレイスの具体的な特徴まとめ>
・各施設の運営がすべてひとつの組織によって行われている
・施設が隣接しており、区分けされていないため施設間の移動が容易である。利用者は武蔵野プレイスを利用するなかで自然に複数の施設を移動し、利用することができる
・建物は開かれた扉をモチーフにしており、開かれたイメージと丸みをおびたデザインが建物全体に統一感を生んでいる。複合施設であり、またすべてがひとつになった施設が武蔵野プレイスである

<文化複合施設のこれからの提案>
・これらを踏まえて、文化複合施設の今後の展開について考える
・武蔵野プレイスの特徴を挙げた結果を見ると、最大の特徴は施設間の移動が自然に行えることと、そのことによる施設全体の統一感であると考えられる。これまでの文化複合施設と比較して、武蔵野プレイスは単に建物内に施設が複数あるというだけでなく、施設同士がつながっているところが大きな違いである
・つまり、武蔵野プレイスは文化複合施設というよりは、施設同士が融合している、言わば文化融合施設なのではないだろうか
・文化複合施設と比較した場合、文化融合施設としての利点は多く挙げられる
・大抵のあらゆる施設と融合することが可能と考えられる(博物館・美術館等も)
・運営組織がひとつなので施設間の連携が容易
・施設の雰囲気が統一されており、雰囲気が調和している。建物全体での統一感が出る
・文化融合施設としてさまざまな施設との連携を考えると、これからの文化複合施設には多くの可能性が感じられる。武蔵野プレイスも生活と図書館がつながることを目指しているが、今回のワークショップ中のディスカッションでも、生活空間のなかに本や図書館が存在することははとても自然なものとして想像できた。図書館は多くの施設と複合・融合していくことができる施設であり、文化複合・融合施設としての図書館は今後さらに多くの施設と連携し、広がっていく可能性があると感じた



参加してみて、複合施設としての図書館について自分では思いつかない考えを共有できたので、すごく良い機会となりました。
参加してくださったみなさまありがとうございました!
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